
対馬雲丹
対馬では紫ウニを加工しています。
その多くは一汐ウニと生ウニの二種類を瓶詰めにしたものです。アルコールや防腐剤を使用していないため、鮮度を保つために冷凍で保存されます。
鮑とほぼ同じ生息域ですので、豊かな海藻をえさとし、極めて美味な雲丹となります。
近年「カラ付き雲丹」の商品化も試みられていますが、移送に問題があったため、ほとんど実現しませんでした。しかし、「対馬:海の森工房」のスラリーアイス製造で現実化に近づいた感はあります。
鮑、雲丹に関しては、海域が近いことで「玄海産」としばしば比較されますが、平均水温と、都市部より遠隔地にあたるため水質の鮮度に違いがあるようです。
一回の食事で一瓶を食するほど美味であることは確かなようです。